ストーリーの作り方

ストーリーの作り方|演繹法と帰納法...アイデアを出すための2つの思考法

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なかなかストーリーがまとまらない・・・考えすぎて煮詰まってきた・・・などなど、ストーリー作りに行きづまることってあると思います。

そういう時、適切な「思考法」を使えば、一気に解決するかもしれません。

この記事では、ストーリーを作るときの基本となる2つの「思考法」についてまとめています。

ストーリーを作る順番は2種類

手塚治虫著「手塚治虫マンガの描き方」によると、アイデアを考えるときの思考法は、大きく分けて2つとのことです。

手塚治虫のマンガの描き方

1.演繹法(えんえきほう)

「演繹法」は、ストーリー作りでいうと、いわゆる「キャラにゆだねる」ってやつですね。

「このキャラならこう行動するはず」「この状況なら、人はこういう行動にでる」という風に…

キャラや設定によって、作者も予想していなかったようなストーリーが出来上がります。

「こち亀」など、キャラが固まっていて、ストーリーはキャラが勝手に動いて、全体的に「ノリ」で描かれたっぽいマンガはこれですね。

キャラなり、設定なり、ストーリーを動かす「原因」を先に作って、ストーリー(結果)は、そのあと考えるという思考法です。

2.帰納法

もう一つの方法は、逆の方法で、「帰納法」です。

今度は逆に、作者が主導権を握って、「キャラを操る」ような作り方になります。

「こんなオチにしたい」「ここで主人公に挫折させたい」「冒頭でキャラを立たせたい」などの、話の設計にそって考える方法です。

「そういうオチにするにはどうしたらいいか」「どんな流れで挫折させるか」「どうやってキャラを立たせるか」と…

パズルのように試行錯誤して作るので、結構頭を使うし、時間のかかる作り方だと思います。

起承転結や三幕構成などの型にはめて作る場合もこれだと思います。

両方使ったほうがいい

フォークとスプーン

「この作品は演繹法で、これは帰納法」と、はっきりわけられるものではないと思います。

実際には、一つの作品を作るうえで、両方使っているはずです。

2つの方法を、意識的に使い分けることができれば、効率よく、次々に作品を生み出すことができると思います。

どうやって使い分ければ良いのか?というのはもちろん自由ですが…まず「自分は今、どっちの思考法をを使ってるのか?」気づくことから始まる気がします。

あとは、自分の好きな時に、道具を持ち替えるみたいにして、2つの「思考法」を自由に切り替えて使えたらカッコいいですね。

思考法の切り替え方

マンガは基本的に「演繹法」で作る

どっちを使うかは自由で・・・といいましたが、キャラ重視の傾向があるマンガ業界の主流は、「演繹法」だと思います。

せっかくキャラを作りこんでいるのに、「帰納法」ばかり使って、キャラを一定の型にはめこんで行動させても、キャラが崩壊したり、生かせなかったり…いろいろ無理がでてきます。

ストーリーの微調整に使える「帰納法」

帰納法の出番は、ストーリーを修正したり微調整したりするとき等だと思います。

「オチはもっとハッピー寄りにしよう」「ここでもうちょっとキャラを立たせたほうがいい」「ここで一回挫折したほうが、この後の展開が盛り上がる」など…

直したほうがいい点に気が付いたら、「じゃあどう直したらそうなるか」と考えるわけです。「帰納法」ですね。

修正しすぎて煮詰まってきたら「演繹法」

「帰納法」ばかり使って、ストーリーを修正修正…を繰り返していると、

「もう何が何だかわからなくなってきた…ホントにこれでいいのか?…面白いのかこれ?」と煮詰まって来ることってありがちだと思います。

その場合、「演繹法」に立ち返って、この「キャラならどういう行動に出るはずか?」と考えてみるといいかもしれません。

そうすると、意外とスッキリと、ストーリーの方向性が見えてくる…「このキャラなら、こうするに決まってるじゃん!」ということに気が付くかもしれません。

まとめ

2つの思考法とは

  • 演繹法:キャラにゆだねる作り方(キャラが主導権)
  • 帰納法:キャラを操る作り方(作者が主導権)

ということでした。うまく使い分けていきたいものです。

今回紹介した本

手塚治虫のマンガの描き方

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