イラストの外注方法は5種類!格安の方法からクオリティ重視の本格的な方法まで

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Web制作やアプリ開発などに必要なイラストを外注するにはどうすればよいのでしょうか。主な依頼方法を5種類に分けて、それぞれの利用方法、使い分ける方法について解説しています。



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イラストを外注する方法5選

イラストを外注する方法は、大きく分けて5つです。それぞれ詳しく解説します。

格安で依頼するなら「スキル系フリマ」

スキル系フリマとは、モノではなく「サービス」を出品できるフリマアプリです。

自分の得意なこと(スキル)を生かしたサービスを自由な料金で出品し「報酬」を獲得できるので、副業などに多くの人が利用しています。

「イラスト描きます」などのスキルも多く出品されていて、イラスト外注方法の一つとしても利用できるサービスです。

駆け出しのクリエイターから、プロのイラストレーター・デザイナーまで、さまざまなタイプの出品があります。

駆け出しのクリエイターなどは、料金も低めに設定されていて、安く依頼しやすいことがメリットです。詳しくはこのページ内の「スキル系フリマの使い方」の項目を参照してください。

コンペ形式で依頼できる「クラウドソーシング」

クラウドソーシングとは、不特定多数の人に仕事を依頼できるWebサービスです。

スキル系フリマのようにこちらから依頼先を探すのではなく、求人サイトのように、依頼に応じてくれる人材を募集する形で利用します。

クラウドソーシングでイラスト制作を依頼するメリットは、「コンペ形式」が利用できることです。

詳しい依頼方法は、このページ内の「クラウドソーシングの使い方」の項目を参照してください。

一般的なイラストなら「画像素材サイト」

イラストの種類によっては、わざわざオーダーメイドで発注しなくても、画像素材サイトで既存のイラストを「購入」すれば済むこともあります。

汎用性の高い一般的なイラストなら、既に画像素材サイトで販売されているかもしれません。イラスト1枚あたりの費用も、500~1000円ほどで買えることが多く、外注するよりもはるかに安く済みます。

特にWebサイトやアプリ用のイラスト・アイコンは、既製品でもクオリティの高いものが多いです。

詳しくは「画像素材サイトの使い方」の項目を参照してください。

クオリティ重視なら「イラスト制作会社」

イラスト制作を専門とする業者に依頼することも可能です。個人でも利用できる業者が多くあります。

費用は多少高くなりますが、その分、クオリティの高いイラストが依頼できることがメリットです。

依頼するイラストのジャンルに「特化した業者」を選べば、発注の流れもスムーズに進みます。LINEスタンプ専門、Webサイト専門、ゲーム専門など、さまざまなイラスト制作会社があります。

詳しくは下記「イラスト制作会社への依頼方法」を参照してください。

お気に入りのクリエイターを探せる「SNS」

SNSでクリエイターを探して「直接発注する」という方法もあります。

Twitter や Pixiv などの SNS に作品をアップしているクリエイターの中から、イメージに合った作風の人を探し、DMなどで直接コンタクトをとるという方法です。

直接お金のやり取りをするため、契約書の作成や、報酬の支払い方法の調整などの手間がかかりますが、大勢のクリエイターから自由に選べるというメリットがあります。

詳しくは下記「SNSでの依頼方法」の項目を参照してください。

イラスト外注方法1「スキル系フリマ」の使い方

スキル系フリマを使ってイラストを外注する方法を見ていきましょう。

目的に合った出品者を探して依頼

まずは「出品者」つまりイラストのクリエイターを探します。

「イラスト」などのキーワードで検索し、イメージに近いタッチのクリエイターを探してみましょう。「イラスト制作」のカテゴリーから探してもOK。

およその単価が書かれているので参考にできます。

サイト上で詳しいコミュニケーションができる

出品者によって異なりますが、イラストの場合、いきなり契約ではなく、まずは無料で相談してから依頼できることが多いです。

サイト上でメッセージのやり取りができるので、メールアドレスなどの連絡先を教えることなく相談できます。

イメージどおりのイラストを描いてくれるかどうか、まずは相談してみましょう。

イラスト外注におすすめのスキル系フリマ

スキル系のフリマアプリはいくつかありますが、イラスト制作を依頼するのにおすすめのサービスを2つ紹介します。

coconala(ココナラ)

  • 総合的なスキル系フリマ
  • 出品者が多い

ココナラは、代表的なスキル系フリマです。イラストレーターに限らず、さまざまなジャンルの出品者が登録しています。

イラストレーターの出品者も多いので、イメージに近い画風のクリエイターを見つけやすいでしょう。

「イラスト・似顔絵・漫画」のカテゴリーから探してみてください。絵のタッチと予算が一覧で確認でき、キーワード検索もできます。

SKIMA(スキマ)

  • イラスト系に特化

スキマは「イラストの依頼に特化」したスキル系フリマ。イラスト以外にも「文章」や「ロゴデザイン」なども依頼できますが、イラスト制作の出品者が多いです。

ココナラと同じように、絵のタッチと予算が一覧で確認でき、キーワード検索もできます。



イラスト外注方法2「クラウドソーシング」の使い方

クラウドソーシングを使ってイラスト制作を依頼する基本の流れを解説します。

「コンペ形式」か「プロジェクト形式」かを選ぶ

クラウドソーシングでイラストを依頼する場合、「コンペ形式」か「プロジェクト形式」のいずれかの方法を使うことになります。それぞれの違いを確認しておきましょう。

「コンペ形式」とは

コンペ形式とは、いわゆる「公募」のことです。

不特定多数の人にイラストのイメージ案(提案)を募集し、集まった提案の中から採用になったクリエイターに正式依頼します。

多くのアイデアが一気に集まることがメリット。特にロゴやキャラクターなどの「デザイン案」を募集するのに適しています。

「プロジェクト形式」とは

プロジェクト形式とは、普通の求人広告のようにしてクリエイターを募集する形式です。

依頼するクリエイターを最初に決めてから、金額や納品するイラストの詳細を相談していきます。クリエイターによっては、修正対応にも応じてくれるでしょう。

依頼するクリエイターの選定を間違えると、イメージと違うイラストが納品されてしまうリスクがありますが、良いクリエイターに出会えれば、コンペ形式よりも効率的に進められます。

募集の掲載は無料!

求人サイト等とは違い、クラウドソーシングは募集を「掲載するだけ」では料金が発生しません。依頼する側としては基本的に、クリエイターへの「報酬」を支払うだけです。

クラウドソーシングの運営会社の利益は、クリエイターに支払われる「報酬の一部」を手数料として受け取ることで確保しています。

募集するだけでお金のかかる求人サイト等と比べて、気軽に利用できるサービスです。

イラスト外注におすすめのクラウドソーシング

クラウドソーシングサイトといえば、以下の2つです。両方とも多くのイラストレーター・デザイナーが登録しています。

ClowdWorks(クラウドワークス)

Lancers(ランサーズ)

イラスト外注方法3「画像素材サイト」の使い方

有料・無料の画像素材サイトを利用して、イメージどおりのイラストを探す方法を解説します。

「モチーフ」や「イメージ」のキーワードで検索する

画像素材サイトは、有料・無料いずれの場合でも、会員登録せずに画像を検索できます。イメージに近いイラストが販売されているかどうか、キーワード検索してみましょう。

例えばイラストの「モチーフ」で検索してみます。「車」「料理」「スマートフォン」など、イラストに登場するモチーフのキーワードで検索してみましょう。

「喜び」「考える」「未来」など、単なるイメージの単語で検索してもOKです。

世界中のクリエイターが投稿している「海外サイト」のほうが品質が高いイラストが多いです。日本語対応していて、利用しやすい海外サイトがたくさんあります。

簡単なイラストやアイコンなら無料サイトでもOK

簡単なイラストなら、無料の画像サイトでも見つかることがあります。

有料サイトと比べると全体的にクオリティは落ちますが、簡単なアイコン程度のイラストなら、それほど違いは出ないでしょう。

イラスト購入におすすめの画像素材サイト

「海外サイト」「日本のサイト」「無料サイト」の3種類から、それぞれおすすめの画像素材サイトを紹介します。

Shutterstock(シャッターストック)

  • 海外の大手サイト
  • デザイン性の高いイラストが豊富
  • 1枚33円~1,200円

イラストだけでなく写真や動画など、さまざまな素材を販売しているアメリカの大手サイトです。海外サイトらしい、おしゃれなイラストが多くあります。

プランごとに価格が異なり、高いプランほど、1枚当たりの単価が安くなる仕組みです。

プランに契約せず1枚ずつ購入する場合は、一番高い単価の「1,200円」となります。

PIXTA(ピクスタ)

  • 日本の大手サイト
  • 人物イラストが豊富
  • 1枚39円~5,500円

日本の素材販売サイトといえば PIXTA(ピクスタ)でしょう。こちらもイラスト以外に写真や動画、音楽などを販売しています。

マンガ大国である日本の強みともいえる「人物イラスト」が豊富にあることが特徴です。

こちらはプランだけでなく「画像サイズ」によっても単価が異なります。

【無料サイト】イラストAC

  • 日本の無料サイト
  • 姉妹サイトの「写真AC」「シルエットAC」もある

イラストを無料でダウンロードできる日本の大手サイトです。

無料で利用できる姉妹サイトとして、写真に特化した「写真AC」と、シンプルなアイコンに特化した「シルエットAC」があります。

加工して使うための吹き出しや装飾パーツなどが豊富にあるので、イラスト制作の素材を探す際におすすめです。

イラスト外注方法4「イラスト制作会社」への依頼方法

イラスト制作の専門業者に依頼する場合の流れについて解説します。

目的に合った業者を探す

依頼するイラストの種類にあった業者を選ぶように注意しましょう。イラスト制作会社ごとに「得意分野」が異なるからです。

ゲーム用のイラストに特化した業者や、LINEスタンプに特化した業者、イラスト全般に対応してくれる総合的な業者など、イラスト制作会社にはいくつかのタイプがあります。

価格や、実績なども比較して、ぴったりの業者を選びましょう。

業者の比較サイトを利用してみる

制作会社の「比較サイト」を使って選ぶのがおすすめです。イラスト制作会社を探すのにおすすめの比較サイトを以下に挙げます。

リカイゼン

Webサイトや動画制作など、さまざまな業者を比較できるサイトです。

「クリエイティブ制作」のジャンルに、イラストやキャラクターデザインなどの業者が登録されていて、一括で比較できます。

イラスト外注方法5「SNS」での依頼方法

SNSを使って、イラストを依頼するクリエイターを探すにはどうすればよいのでしょうか。具体的な流れを解説します。

イメージに合った画風のイラストを探す

SNS上では多くのクリエイターがイラストを公開しています。

「イラスト+〇〇」など、依頼したいイラストのモチーフ名でキーワード検索してみましょう。

イメージに合ったイラストを公開しているクリエイターとコンタクトを取れば、イメージに近いイラストを制作してくれるかもしれません。

依頼を受け付けているアカウントを探す

作品ではなくアカウントから探すのも一つの方法です。

「イラストレーター」「イラスト制作」などの単語で、アカウントを検索します。気になるアカウントが見つかったらフォローして交流し、DMで相談してみましょう。

ブログなどのリンクがあれば、そこから制作実績やポートフォリオが閲覧できるかもしれません。ブログの問い合わせフォームから依頼できる場合もあります。

イラストレーターを探せるSNS

Twitter

Twitter」は、イラストレーターが作品の宣伝に利用することの多いSNSです。DMを使ったコンタクトが取りやすいことも魅力。

既にアカウントを持っていれば、イラスト外注のためにわざわざ新規アカウントを作る手間もかかりません。

まとめ

イラストを依頼する方として5種類を紹介しましたが、それぞれ一長一短です。以下のように使い分けるとよいでしょう。