当サイトではアフィリエイト広告を使用しています。
マンガやアニメ、テレビドラマにおいて「スマホでメールを見るシーン」がよくありますが、最近、その演出方法が変わってきているのをご存知でしょうか。この記事ではそのような「スマホなどのデジタル機器を描く時の最新の演出」についてまとめています。
BBCの「SHERLOCK」のテロップが話題に
BBCのドラマ「SHERLOCK」といえば、現代版のシャーロック・ホームズ。ベネディクト・カンバーバッチのやつですね。
この作品は「テロップ」の使い方が斬新なことで話題になりました。
このドラマのテロップの使い方が、その後のテレビドラマ業界、はたまた日本のアニメ業界に影響を与えているようなのです。
いちいち画面を見せなくていい演出
「メールを見るシーン」では通常、視聴者にもメールの内容がわかるように、メールの画面をそのまま映すようなカットが入ります。
それが、「SHERLOCK」より前の作品の常識でした。しかし「SHERLOCK」では、いちいちメールの画面を映しません。端末の画面を映さず、テロップだけでメールの内容を表示しています。
これならメールの内容と、メールを見た時の表情を同時に見ることができます。テロップを使えば、工夫次第で色々な演出ができそうです。
今では色々な作品で見られる
同じ手法が、今では色々な作品で使われています。例えば以下の作品などです。
- 映画『心が叫びたがってるんだ』
- アニメ『俺物語!!』
- アニメ『ゆるキャン△』
特に LINE を受信する場面では、LINE の吹き出しとキャラクターを同時に映すカットがよく見られますね。
今やメールや LINE を受信するシーンで、いちいちスマホの画面を移す描写は、時代遅れといえるかもしれませんね。
マンガと相性のいい手法
音声ではなく文字で語るマンガこそ、この手法を使うべきだと思います。
画面を映すのがタブーというわけではありませんが、こういう新しい演出方法がある以上、「画面を見せるのか、見せないでテロップにするのか」選ぶ必要があるでしょう。
何も考えずに、いちいちスマホの画面を描いて、せっかくの良いシーンを台無しにするということだけは避けたいと思います。
デジタル機器の描き方は日進月歩
デジタル機器の発達は日進月歩ですね。実写やマンガ・アニメの中で「デジタル機器をどのように描くか」といったことも、やはり日進月歩なんだと思います。「デジタル機器の描き方が古い」と言われないように気を付けたいものです。