デジタルマンガの描き方

フリー素材を使ったのに訴えられる?!著作権フリー素材を使う際の注意点まとめ

投稿日:2016年1月21日 更新日:

ブログやSNSのために、無料で許可なく使える画像(いわゆる著作権フリー素材)を、ネットで探す人も多いと思います。

google検索やflickr、画像ダウンロードサイト等を利用すれば、簡単に大量の著作権フリー素材が見つかります。

とはいえ、著作権フリー画像関係で損害賠償を請求された例もあるようなので、気を付けて使う必要があります。

とはいえ、ちょっとしたポイントを抑えれば大丈夫です。この記事ではそのポイントについてまとめています。

著作権フリーにもいろいろある

「著作権フリー素材」の定義は難しいですが、ここでは「著作者の許可を得なくても使える素材」だと定義しましょう。

一口に「著作権フリー」と言っても、いくつかの分類があります。

CCライセンス

著作権フリーの種類を表記するルールの代表的なものは「CCライセンス」(クリエイティブ・コモンズ・ライセンス)です。これは、ネットの著作権に関する国際的な表記ルールで、以下の項目の条件がついている場合に、その項目のマークを表示します。

  • BY:クレジット(作者名など)の表示をすること
  • NC:商用禁止
  • ND:改変禁止
  • SA:継承すること

少しわかりにくいのが4つめの「継承すること」だと思います。

これはつまり、その素材を使用して作った作品にも、同じ条件を継承しなさいということです。

例えば「クレジット表記すること+継承すること」という表記の素材を使ってイラストを描いた場合、

完成したイラストも、同じように「クレジット表記すること+継承すること」と表記しなければなりません。自分の作品だからって条件を変えちゃダメです。

このときのクレジットはもちろん自分ではなく、使った素材の作者です。

CCライセンスはクレジット必須!

CCライセンスの組み合わせは6種類ありますが、どの場合でもクレジットの表記は必須です。→CCライセンスのサイトを参照

CCライセンスの画像はすべてクレジット表記が必須!

著作権フリーと呼ばれる素材の中には、クレジット表記をしないと訴えられる素材が混ざっているということです…知らないと怖いですね!

前述の「損害賠償を請求された例」は、おそらくクレジット表記が必要なのにそうしなかったので訴えられたのでしょう。

「パブリックドメイン」ならクレジット不要!

とはいえ、クレジット表記さえも不要な著作権フリー素材は沢山あります。

それらは「パブリックドメイン」と呼ばれていて、たいていの無料画像サイトでダウンロードできるのはこれです。

クレジット表記をしたくない!という人は、これじゃないとだめですね。

クレジット表記なんて不可能な場合がある

私はマンガの背景のためにフリー素材を利用しますがので、クレジットの表記が必要となると非常に困ります。

クレジット表記は、映画のエンドクレジットみたいに、マンガの最後に表記するだけではだめです。どの画像が誰の作品なのかがわからないといけません。

ですから、マンガの背景に使うたびに、そのコマの付近にクレジットを表示しなければいけなくなる。それではちょっと見栄えが悪い…

素材を切ったり貼ったりしてしまえば、クレジット表記なんてほぼ不可能です。

ですから私の場合、「パブリック・ドメイン」かどうかをチェックしながら素材を探しています。以下は、クレジット表記をしたくない人に向けた内容です。

クレジット表記については必ずチェック!

google検索も注意!

別の記事で、google検索で著作権フリー素材を探す方法について書きましたが、googleの画像検索を上手く使えば、検索結果を著作権フリー素材だけに絞ることができます。

とはいえ、指定できる条件は、商用可能か、改変可能かということだけ。つまり、継承についてはともかく、「クレジットの表記が必要かどうかはわからない」ということです。

ですから、画像を見つけたら画像元のサイトに飛んで、「これはパブリックドメインか?」という点を確認したほうがいいです。

flickrの画像はクレジット必須

flickrでも、「CCライセンス」の種類を指定しつつ画像検索できますが、あくまで「CCライセンス」です。つまりクレジットの表記は必須となります。

無料サイトでも念のため確認

無料でダウンロードできる画像サイトは、ほとんどの場合「クレジットの表記は不要です」「帰属表示は必要ありません」というような表示があります。

とはいえ、念のため、利用するサイトごとに確認したほうがいいでしょう。

有料サイトはほぼクレジット必須

有料画像サイトの場合は、ほとんどの場合クレジット表記が必要です。

マンガの素材に使うのは、ほぼ不可能でしょう。

お金を払えばいいということではないんですね。

ウィキペディアの画像もチェック必須

ウィキペディアの画像は基本的に著作権フリーです。

ここでも、クレジット表記が必要なものと、そうでないものがあります。確認の仕方は以下のとおりです。

まず、確認したい画像をクリックします。すると、次のような画面になります。↓

ウィキペディアの画像確認ページ

en.wikipedia.orgより

赤い矢印のところに、CCライセンスの記号が書かれており、パブリックドメインかどうかを確認できます。

ウィキペディアの画像確認ページ(拡大)

en.wikipediay.orgより

↑確かに「Public Domein(パブリック・ドメイン)」と書かれています。これはクレジット表記の不要な画像だということですね。

パブリック・ドメインの場合は、この図のように、丸の中に「C」が書かれていて斜線が引いてある記号や、丸の中に「PD」と書かれた記号がついています。

丸の中に「CC」と書かれていて、斜線の無いやつは「CCライセンス」の記号なので、クレジット表記が必要な画像だということです。

まとめ

以上のように、著作権フリーと言っても、使用上の条件が色々あります。以下の点に注意しましょう。

  • クレジット表記は必要か
  • 商用可能か
  • 改変可能か
  • 継承すべきか
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