アイデアをひらめいたジェスチャー

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ストーリーの作り方

ストーリーアイデアの出し方―才能がなくてもなんとかする裏技

投稿日:2015年9月3日 更新日:

手塚治虫や宮崎駿のような天才達は、自分の頭の中でイメージしただけで、すさまじいストーリーを生み出してしまいます。

でも凡才にそんなマネはできません。そんなことをすれば駄作になること間違いなしです。

凡才だって、面白い作品を考え出したい!天才じゃなくても、すごいストーリーを思いつく方法を説明します。

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漫然と考えていてもダメ

考え込む男性

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自分の中にある材料には限りがあります。つまり、何も見ないで考え出せるアイデアには、限界があるということです。

それは、何の資料も無いのに「ロケットを描いてください」「犬を描いてください」「ドラえもんを描いてください」と言われて、ろくでもない絵になってしまうことと似ています。

逆にいえば、資料さえあれば誰でも、かっこいいロケット、リアルな犬、そっくりなドラえもんを描くことができます。

資料さえあればいい

積まれた資料

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面白いストーリーを作る方法も同じです。

必要なのは資料なんです。 資料に基づいてストーリーを作るということです。この場合の資料って何でしょうか。

資料とは「元ネタ」のこと

例えば、自分の好きな作品のストーリーを「元ネタ」にしてストーリーを作るということです。他にも、歴史上の出来事や、身近な実話を元ネタにする方法がありますが、ここでは他の作品を元ネタにする方法にしぼって考えます。

もちろん、著作権を侵害する「パクり」のことではありません。「パロディ」や「オマージュ」とも違います。実例として、あだち充の「H2」のストーリーを元ネタにして、新しいストーリーを作ってみましょう。

元ネタからストーリーを作る

具体例:「H2」

まずは、「H2」がなぜ面白いのかを突き詰めていきます。

ストーリーには、面白さの「骨組み」となるものがあって、 その周りにキャラクターや設定などの「肉付け」がついて成り立っている。 その「肉付け」をそぎ落として、「骨組み」をむき出しにすればいいのです。

「H2」の大体の流れはこうです。

「野球愛好会」しかない高校で、ちゃんとした「野球部」になるようにがんばる

強い仲間が続々参加

野球の全国大会(甲子園)へ!

このままだとパクりになりますから、もう少し突き詰めていきます。

「肉付け」をはがしていきましょう。では、先ほどのストーリーから「野球」を取ってみましょう。

「○○愛好会」しかない高校で、ちゃんとした「○○部」になるようにがんばる

強い仲間が続々参加

○○の全国大会へ!

この○○の部分に、自分なりの肉付けをしてみると、ちゃんとしたオリジナル作品になります。例えば「アイドル」という肉付けをしてみましょう、すると・・・

「アイドル研究部」しかない高校で、本格的にスクールアイドル活動を始める

強い仲間が続々参加

スクールアイドルの全国大会へ!

なんと「H2」が「ラブライブ!」になっちゃいました。

「元ネタ」があってもパクりではない

もしかしたら、「ラブライブ!」は本当に「H2」を参考にしているのかもしれません。(海未ちゃんが弓道部なのも似てるし・・・)仮にそうでも「ラブライブ!」は「H2」のパクりなどではありません。

 ストーリーの「骨組み」の部分を引用しても、「肉」が違えばパクりにはならないのです。「H2」だって、どこかから引用しているのかもしれませんし・・・

あらゆる作品は、意識的もしくは無意識に、何かを「引用」していて、「引用」が全くない作品なんて無いと思います。

「元ネタ」を探してくるのは、いいこと

こうすることで、漫然と考えているだけでは思いつかないような、面白いストーリーを、好きな「元ネタ」の数だけ作ることができます。

これはセコい方法ではなく、むしろ価値のあることだと思っています。面白さの「骨組み」は、だれか最初に思いついた人が独占していいものではないと思うからです。

「元ネタ」の面白さを、違う形で料理してあげる…これって全然ズルじゃない。むしろ、どんどんやるべきことだと思います。

みんなやっている

この方法って、別に新しいことでも、裏技でもなくて、昔からみんなやってることですよね。

スター・ウォーズのジョージ・ルーカスだって、エヴァンゲリオンの庵野秀明だってやっています。

まだやったことのない方は、ぜひお試し下さい。

参考にした動画

この記事の内容は、岡田斗司夫の動画「岡田斗司夫ゼミ」を参考にしています。動画では、「デスノート」を元ネタにして少女マンガのストーリーを考える様子が具体的に説明されています。面白いのでおすすめです。(説明は25:40頃から)

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