ストーリーの作り方

ストーリーアイデアの出し方―才能に頼らないテクニック!

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沢山の電球が空に飛んでいく

ストーリーは「降りてくる」ようにしてアイデアを出すしかないのでしょうか?

才能が無いと無理なのでしょうか?

…そんなことはありません!意外と論理的というか、テクニックでカバーできる面が多いですね。

この記事では、才能に頼らずに、面白いストーリーのアイデアを出す方法を説明しています。

アイデアには資料が必要!

資料なしでは限界がある

自分の中にある材料には限りがあります。つまり、何も見ないで考え出せるアイデアには、限界があるということです。

それは、何の資料も無いのに「ロケットを描いてください」「犬を描いてください」「ドラえもんを描いてください」と言われても、上手く描けないことと似ています。

何も見ずに上手く描ける人がいたとしても、たまたまそれに詳しかっただけで、詳しくないことは、やはり描けません。

資料さえあればいい

逆にいえば、資料さえあれば誰でも、かっこいいロケット、リアルな犬、そっくりなドラえもんを描くことができます。

資料に基づいてストーリーを作るということです。この場合の資料って何でしょうか。

ストーリーの資料とは

ストーリーの資料とは、例えば「元ネタ」です。自分の好きな作品のストーリーを「元ネタ」にしてストーリーを作るということです。

もちろん、著作権を侵害する「パクり」のことではありません。「パロディ」や「オマージュ」とも違います。

他にも、歴史上の出来事や、身近な実話を元ネタにする方法がありますが、ここでは他の作品を元ネタにする方法にしぼって考えます。

元ネタからストーリーを作る

実例として、あだち充の「H2」のストーリーを元ネタにして、新しいストーリーを作ってみましょう。

具体例:「H2」

まずは、「H2」がなぜ面白いのかを突き詰めていきます。

ストーリーには、面白さの「骨組み」となるものがあって、 その周りにキャラクターや設定などの「肉付け」がついて成り立っている。 その「肉付け」をそぎ落として、「骨組み」をむき出しにすればいいのです。

「H2」の大体の流れはこうです。

「野球愛好会」しかない高校で、ちゃんとした「野球部」になるようにがんばる

強い仲間が続々参加

野球の全国大会(甲子園)へ!

このままだとパクりになりますから、もう少し突き詰めていきます。

「肉付け」をはがしていきましょう。では、先ほどのストーリーから「野球」を取ってみましょう。

「○○愛好会」しかない高校で、ちゃんとした「○○部」になるようにがんばる

強い仲間が続々参加

○○の全国大会へ!

この○○の部分に、自分なりの肉付けをしてみると、ちゃんとしたオリジナル作品になります。例えば「アイドル」という肉付けをしてみましょう、すると・・・

「アイドル研究部」しかない高校で、本格的にスクールアイドル活動を始める

強い仲間が続々参加

スクールアイドルの全国大会へ!

なんと「H2」が「ラブライブ!」になっちゃいました。

「元ネタ」があってもパクりではない

もしかしたら、「ラブライブ!」は本当に「H2」を参考にしているのかもしれません。仮にそうでも「ラブライブ!」は「H2」のパクりではありません。

 ストーリーの「骨組み」の部分を引用しても、「肉」が違えばパクりにはならないのです。

結局、「H2」だって、どこかから引用しているのかもしれません。あらゆる作品は、意識的もしくは無意識に、何かを「引用」していて、「引用」が全くない作品なんて無いというのは、今では一般的な考え方ですね。

その点は以下の記事にも書いていて、参考文献も載せています。

「元ネタ」を探してくるのは、いいこと

こうすることで、漫然と考えているだけでは思いつかないような、面白いストーリーを、好きな「元ネタ」の数だけ作ることができます。

これはセコい方法ではなく、むしろ価値のあることだと思います。面白さの「骨組み」は、だれか最初に思いついた人が独占していいものではないと思うからです。

「元ネタ」の面白さを、違う形で料理する…これって全然ズルじゃない。むしろ、どんどんやるべきことだと思います。

 

ストーリーの作り方以外でも使える

「元ネタ」を使ってアイデアを考えるというのは、ストーリーの作り方だけでなく、クリエイティブなあらゆることに使える方法でしょう。

多くの分野で使われている一般的な方法ですね。

キャラクターの作り方に応用した場合については、以下の記事にまとめています。

関連動画

前述のとおり、「元ネタ」を使ってアイデアを出すのは一般的な理論です。

岡田斗司夫の動画「岡田斗司夫ゼミ」にも、同様の説明がありました。

動画では、「デスノート」を元ネタにして少女マンガのストーリーを考える様子が具体的に説明されていて、大変面白いです。(説明は25:40頃から)

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