額縁を持って考える画家

画力アップのコツ

画力アップのコツ|描きまくるだけじゃなく理論も大切!何の絵が上手くなりたいかを考える

投稿日:2015年10月13日 更新日:

「絵が上手くなるにはどうしたらいいですか?」――「とにかく描け!」と、ある人は答えるかもしれません。

逆にある人は、「熱血バカにだまされるな!理論さえあれば、描かなくても上手くなる」と言うかもしれません。

私はどちらも極端だと思います。「理論」+「練習」。この両方が重要です。

この記事では、絵が上手くなるための「理論」とは何か?という点をまとめています

何を上手く描きたいのかを考える

「絵の上手い人」といっても様々です。メカの絵は上手いけど、人物は下手な人。人物は上手いけど、動物は下手な人。動物は上手いけど、背景は下手な人・・・などなど。

ですから、自分は「何の絵が上手い人」になりたいのかを考える必要があります。そうすれば、どんな理論が必要かがわかってくるというわけです。

以下の事例は、絵の初心者が、「何を上手く描きたいか」に集中したことで、短期間にすごく上達した例です。

初心者が短期間に上達した2つの事例

事例その1:工学部の学生

私は大学で「工学ドローイング」という授業を受けたことがあります。授業では、自分のイメージしたメカの絵を描く方法を学びました。

立体的な形を描くにはどうするこうする…という理論をひたすら学びます。最初は単純な形状に始まって、どんどん複雑な形状の描き方を学びます。

といっても美大ではなく工学部です。授業を受けているのは、絵なんか描いたことないような人たちの集まりです。

60分の授業を12回ぐらい受けたと思います。最終的には、みんなすごく上手く描けるようになっていました。

もちろん、この人たちに人物を描け、動物を描けと言っても無理でしょうが、メカの絵だけは劇的に上手くなったわけです。

何の絵を上手く描きたいのかを明確にし、そのことだけに集中して訓練することの重要性がわかる例だと思います。「理論」がしっかりしていたこともポイントだと思います。

事例その2:私の家族

私の家族の一人は、全然絵を描いてこなかった奴です。プログラミングは大得意ですが、絵なんか描かない奴でした。

でもあるとき、何を思ったのか「ネコの絵を上手く描きたい」という目標を立てたようです。

よくわかりませんが、ネコの絵だけをひたすら描き続けました。図書館で「ネコの描き方」みたいな本を借りてきて、ひたすら描いていました。

1~2ヶ月ほどたった時。奴の絵を見て驚きました。めちゃくちゃ上手いのです。

「これ、下手なマンガ家より上手いよ!佐々木倫子なみじゃん!」と思うくらい上手いのです。もちろんネコ以外は全然描けないですが。

「ネコ」というピンポイントに集中して練習したために、短期間で劇的に上達したわけですね。

ちゃんと図鑑を見て練習したという点も重要です。ネコの骨格や体と頭の比率などの「理論」が、しっかり土台にあるので上手く描けたわけです。

画力アップのための2つの秘訣

その1:「理論」を集める

自分は「何を上手く描きたいのか」を明確にし、それを上手く描くための「理論」を、ネットや本で探しましょう。よく観察して自分で考えるのもありです。

自分が描きたいマンガやイラストには、何が登場しますか?登場するものを列挙して、それを描くための理論を集めたり、実物をよく観察しましょう。

ファンタジーであっても理論は重要です。例えば、体が半分牛のキャラクターを描くのに牛の描き方の理論が役立つという具合です。

例えば、動物の作品を作る予定もないのに、「苦手だから」ということで動物を描く練習をしても悪くはないですが、なんとなく時間の無駄です。

とりあえず、自分の作品に役立つものだけに絞って理論を集めていきましょう。

その2:理論を実践する「練習」

理論だけでも、ある程度は上手くなりますが、やっぱり実際に描かないとだめです。

理論を体に覚えさせるためでもありますし、理論をちゃんと理解しているか確認するためでもあります。描いてみたら、ちょっと理論を勘違いしていたことに気がつくかもしれません。

まとめ

この記事で考えた画力アップのコツをまとめると、以下のとおりです。

  • 「何を上手く描きたいのか」を明確にし、それを上手く描くための「理論」を集める。
  • その「理論」にもとづいて効率よく「練習」する。

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