紙の上で考えている様子

ストーリーの作り方

ストーリーの作り方は2種類―キャラ先か世界先か、あなたはどっち?

投稿日:2015年10月8日 更新日:

マンガや小説のストーリーのアイデアは、どうやって思いつくのでしょうか?「降りてくる」のを待つしかないのでしょうか。

ここでは、ストーリーを考える2種類の手順を整理して、効率的にストーリーを思いつく方法を考えます。

あなたはどっちのタイプでしょうか。もしかしたらマンガやラノベに向いていないやり方をしているかもしれません

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キャラが先?世界観が先?

ストーリーを考えるとき、キャラを先に考えますか?それとも世界観などの設定を先に考えるでしょうか?両方同時もあると思いますが、基本的にはどっちかが先のはずです。

作曲家も、歌詞が先か、メロディが先かを意識するらしいです。どっちが先かで、できあがりもかなり違うようです。その点は、ストーリーの作り方も似ているかもしれませんね。

どっちを先に作るかを意識するだけで、ストーリーを考える効率がアップすると思いますので、それぞれ整理しましょう。

作り方1:キャラ先発想法

実例:「アンパンマン」

いきなりですが「アンパンマン」のキャラがあんなに沢山いるのはなぜでしょうか?

理由は「キャラ先発想法」で作られているからです。

2話「アンパンマンとばいきんまん」「アンパンマンとカレーパンマン」3話「アンパンマンとはみがきまん」・・・というように、たいてい新キャラが登場し、その新キャラが引き立つようなストーリー展開になっています

これは、キャラを考えてからストーリーを考えている「キャラ先発想法」と見て間違いないでしょう。

特殊な例:「ドラえもん」

「ドラえもん」もキャラ先発想法に分類していいと思います。「ドラえもん」は、ほぼ毎回新しいひみつ道具が登場して、その道具を中心にストーリーが進みます。

ひみつ道具をキャラの一種と考えれば「キャラ先発想法」と分類できるわけです。

「キャラ先発想法」のメリット

キャラ先発想法のメリットは、「アンパンマン」や「ドラえもん」のようにストーリーを量産できることです。

世界観をたくさん作るのは大変ですが、キャラをたくさん作るのは、コツさえつかめばそれほど難しくありません。

作り方2:世界先発想法

例えば「話の筋や世界観はすごいけども、キャラの存在感がうすいなこれ・・・」という映画や小説に出会ったことはありませんか?

ラノベやマンガ業界で勝負しようと思うと、そういう作品は「駄作」とみなされるかもしれませんが、一般的には駄作とは限りません。

それらは、これから述べる「世界先発想法」で作られているだけかもしれません。

具体例:SFやファンタジーの発想法

こういう作り方は、SFやファンタジーを作るときに多い手法です。例えば、「もしも○○だったらどんな世界になるか」と考えて発想していきます。

○○の部分に、SFチックなものを入れるかファンタジックなものを入れるかの違いで、SFでもファンタジーでもよく使われる手法です。

もしもロボットが一般的になっている世界があったら…こんな世界になり、こんな商売があり、こんな事件が起こる」等と考えることで、ロボットもののSFができるわけですね。

このように設定等を先に考えて、ストーリーを作る。登場キャラは、そのストーリーを進めやすくするために作るだけです。「キャラ先発想法」とは逆の手順ですね。

これを「世界先発想法」と呼ぶことにします。

「世界先発想法」のメリット(デメリット)

世界先発想法の特徴は、キャラが立ちにくいこと。世界観やあらすじを先に考えてあるので、そこにハマるようにキャラを作れば、どうしても自由度が少なくなります。

キャラが立ちにくいかわりに、世界観や設定のインパクトは強くなりやすいというのが、世界先のメリットです。

キャラ先発想法の場合はその逆で、キャラは立ちやすいものの、世界観やお話の筋はありきたりになりやすいのです。

キャラ先と世界先の比較まとめ

キャラ先と世界先の特徴を以下にまとめます。

  キャラ先 世界先
キャラの立ちやすさ
世界観のインパクト
量産しやすさ

それぞれ、弱点はありますが、まったくダメなわけでもないので△と表記しました。

このように、それぞれの発想法の特徴を理解すれば、自分の作品の方向性によって、発想法を使い分けるというテクニックが身につきます。

キャラを立てたい!と思ったらキャラ先、すごい世界観のストーリーを作りたい!と思ったら世界先、シリーズもので長く続けたい!と思ったらキャラ先という具合です。

マンガやラノベでは「キャラ先」がおすすめ

マンガやラノベなど、キャラが立っていないと駄作扱いにされる業界では、世界先発想法は不利であると言えるでしょう。

あえて「世界先」で勝負したい場合は、なるべくキャラが立つような工夫が求められると思います。

まとめ

ストーリーのアイデア発想法を2種類考えました。それは

  • キャラ先発想法:キャラを先に作り、世界観やお話を考える。
  • 世界先発想法:世界観を先に作り、キャラを後から考える。

…ということでした。ストーリーを考える手順を理解すれば、「降りてくる」のを待たなくても、どんどんストーリーを作れるようになると思います。

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