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キャラクターデザイン

マンガのキャラの作り方―「キャラ立ち」するような魅力的なキャラクターを作る2つのコツ

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「マンガはキャラクターが命!」とよく言われます。

キャラを立てよう!と思っても、具体的にどうすればいいのでしょうか。

この記事では、「キャラ立ち」するような魅力的なキャラクターを作るために、よく言われる2つのコツをまとめています。

キャラクターから先に作る

キャラクターが先?ストーリーが先?

マンガを描くうえで、ストーリーや設定を先に考える人もいれば、キャラクターを先に作る人もいます。

一般的に、ストーリーや設定を先に考えると、キャラが立ちにくくなります。先に作ったストーリーに合うように、キャラクターをはめ込むような形になるからです。

後からキャラを立てようと色々な工夫をしても、違和感が出たりします。キャラが立たなくて悩んでいる場合、もしかしたらこれが原因かもしれませんね。

ですから、キャラを立てたいなら、キャラクターを先に作って、そのキャラクターを元にストーリーを考えたほうがいいかもしれません。

詳しくは、以下の記事にまとめています。

 

キャラクターからストーリーを導き出す

では、どのようにキャラクターからストーリーを導き出せばいいのでしょうか?

かなり大まかな説明ですが、キャラクターの性格とか目標、設定を、ストーリー(ドラマ・葛藤)に直結させるのが基本と言われています。

大塚英志著「キャラクター小説の作り方」 には、以下のように説明されています。

ポイントはこの主人公の外見上、設定上の個性がドラマの根幹ときちんと結びついているか否かにあります。…(中略)…その手続きを怠らなければ、そこにはもう「物語」が半ば成立しかけているはずです。

大塚英志著「キャラクター小説の作り方」 より

大塚英志|キャラクター小説の作り方 (星海社新書)

では、ストーリーに繋がるようなキャラクター設定を、どのように考えたらいいのでしょうか。以下に、2つの例を挙げてみました。

ストーリーになるキャラの作り方1:弱点

少年マンガの作り方でよく言われるのは、主人公が無敵すぎると面白くないので、弱点があったほうがいいということです。

弱点があると、「葛藤」を生み、「ストーリー」を生み出します。つまり、ストーリーを生み出しやすいキャラクターになるわけです。

そして、それが共感しやすい弱点なら、読者の感情移入にも繋がります。

詳しくは、以下の記事にまとめています。

 

ストーリーになるキャラの作り方2:目標・欲求

ハリウッド式のキャラクターの作り方は、「目標・欲求」を持たせることだと言われています。

この点について、ハリウッド脚本術の権威とされているシド・フィールド著「素晴らしい映画を書くためにあなたに必要なワークブック」には、以下のように説明されています。

魅力的な登場人物を作るのに不可欠な要素は何か。それはこの四つである。

  1. 明確で強い”ドラマ上の欲求”があること
  2. 独自の”考え方、ものの見方”を持っていること
  3. ”態度や意見”を表していること
  4. ”変化”すること

シド・フィールド著「素晴らしい映画を書くためにあなたに必要なワークブック」安藤紘平、加藤正人、小林美也子監修/菊池淳子訳より

シド・フィールド著「素晴らしい映画を書くためにあなたに必要なワークブック」

2~4については省きますが、1の「ドラマ上の欲求」つまり主人公の目標などが「魅力的な主人公を作るのに不可欠」であると説明していますね。

目標や欲求があれば、それは「ストーリー・クエスチョン」もしくは「セントラル・クエスチョン」につながります。そして、それはストーリーになります。

「ストーリー・クエスチョン」とは?という話は、以下の記事を参照してください。

 

調査・元ネタ探し

ものを考える仕事なら何でもそうですが、キャラクターを考えるためにも、リサーチや元ネタを探すことが重要ですね。

調査やインタビュー

「アナ雪」のスタッフは、アナとエルサを魅力的にするために、女性スタッフ達にインタビューして、「姉妹」のあるあるネタなどを調査したらしいです。→PRESIDENT Online

キャラクターの職業や、「姉妹」「親子」「恋人」などの属性について調査し、そういう人たちの「あるあるネタ」を探すと、魅力的なキャラを作るのに役立つでしょう。

シド・フィールド著「素晴らしい映画を書くためにあなたに必要なワークブック」には、以下のように説明されています。

作家になった私の友人は、プロの殺し屋についてのストーリーを書いたのだが、第一稿に満足できず、アドバイスして欲しいと言ってきた。

(中略)

私は…(中略)…主人公についてリサーチしたらどうかとアドバイスした。

ちょうどその時、プロの殺し屋の詳細なインタビュー記事が「ローリング・ストーン」誌に載っていたのを思い出したので、彼にその話をした。すると彼はさっそく電話をして、記事を書いた記者と話し、殺し屋への電話インタビューの手配を頼むことができた。実際に話をしてみると、殺し屋の世界について想像以上に詳しく理解できたそうだ。

シド・フィールド著「素晴らしい映画を書くためにあなたに必要なワークブック」安藤紘平、加藤正人、小林美也子監修/菊池淳子訳より

リサーチすることでキャラクターが魅力的になったわけです。「殺し屋」という職業ですらリサーチできるんですね。

既存のキャラの元ネタ探し

既存の作品をリサーチすることも重要でしょう。

自分の好きなマンガのキャラなどを元ネタにして、新しいキャラクターにしてしまうという方法ですね。パロディーのことではありません。

もちろん、盗作とは言えないレベルまでアレンジを加える必要があります。

詳しくは、以下の記事にまとめています。

まとめ

「キャラ立ち」するような、魅力的なキャラクターを作るのに役立つ、この記事で考えた2つの方法とは、以下のとおりです。

  • ストーリーからではなく、キャラクターから先に作る
  • リサーチして、キャラクターを作るのに役立つ情報・元ネタを探す。

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