キャラクターデザイン ストーリーの作り方

キャラクターの作り方|既存のキャラを元ネタにして、新しいキャラを作ろう!

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面白いキャラが思いつかない…どうすれば思いつくのか?

この記事では、方法の一つとして「既存のキャラを元ネタにする」という方法を考えます。もちろん盗作ではありません。大塚英志著「キャラクター小説の作り方」等を参考にしています。

全くのオリジナルなんてない

ベースとなるのは「完全なオリジナルなんてない」という考え方です。以下、「キャラクター小説の作り方」から引用します。

『ぼくたちの作るものは、決してぼくたちのオリジナルではありません

…(中略)…

ぼくたちは全く何もないところからすべてを作り出すのではなく、先人の作った財産の上にあくまでものを書いているのです』

大塚英志|キャラクター小説の作り方 より

大塚英志|キャラクター小説の作り方 (星海社新書)

つまり、自分のオリジナルだと思って作っている作品も、無意識に何かをマネしているという考えです。自分が今まで読んできた作品の影響を、全く受けないというのは無理ですからね。

せっかく「先人の作った財産」が山ほどある時代に生まれたんですから、それを使わない手はないでしょう。ではどうすれば既存のキャラを元ネタにして、新しいキャラを作ることができるんでしょうか。

既存のキャラを元ネタにして作る方法

一言でいうと、「元ネタのキャラを違う形で料理する」ということです。

元ネタのキャラの「何が面白いのか?」「どこが斬新なのか?」「自分はどこが気に入ったのか?」などと、つきつめて考える。元ネタの面白さを、違う形で表現していれば、盗作にはならないでしょう。

「キャラクター小説の作り方」にも、以下のように書かれています。

元ネタのキャラクターを一度、抽象化する…(中略)…名前や年齢や性別やキャラクターが属する「世界観」を全てとっぱらっていって…(中略)…キャラクターの固有性が消滅するレベルにまで抽象化します。その上で、そこに改めて元ネタとは全く異なる外見や性別や名前や時代背景を与えてあげればいいわけです。

大塚英志|キャラクター小説の作り方 より

いかに元ネタを「抽象化」できるかがスタート地点ですね。いまいち「抽象化」できていないと元ネタと似てしまって、「荒野の用心棒」みたいに、黒沢明のパクリじゃん!と怒られちゃいます。

「性別」「外見」「時代背景」などの設定をとっぱらって、元ネタの本質をとらえれば、「抽象化」できそうですね。例えば、ブラック・ジャックを抽象化して、「ブラック・ジャックは、キャラとして何が面白いのか」を考えてみる

例えば「無免許だけど、すごいテクニック」という部分だけ取り出してみましょう。ここまで抽象化していれば、色々なキャラにできますね。

「中卒だけど、超頭いい」とかでもいいし、「車の免許持っていないけど、天才F1レーサー」みたいなキャラにもできる。しっかり抽象化しているので、これを盗作というのは無理がありますね。

まとめ

既存のキャラを元ネタにして新しいキャラを作る方法は、以下のとおりです。

  1. 元ネタの面白さを「抽象化」する
  2. 元ネタと全く異なる「性別」「外見」「設定」などをつけて、自分なりに料理する

キャラを立てる基本的な方法については、以下の記事を参照してください。

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今回の参考文献

大塚英志|キャラクター小説の作り方 (星海社新書)

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